全国マンション情報ガイド

「安かろう、悪かろう」では売れない

2011.10.07

安ければいいというものではない。バブルのピーク時には、地価が上がり過ぎたために、マンションの専有面積を狭くして価格を維持しようと、大手不動産会社でも50?台の3LDKを販売したことがあった。それはそれなりに売れはしたのだが、その不動産会社の評判を著しく落とすことになった。価格的な魅力から買ってはみたものの、居室は4畳半程度しかなく、ベッドを置くと足の踏み場もなくなる状態で、住み心地がいいわけはない。現在は、むしろバブル時とは逆の傾向がうかがえる。先に触れたように新規販売マンションの価格は2008年9月現在も上がり続けているが、そのなかでも面積縮小の動きはみられない。「安かろう、悪かろう」では売れないことを、さすがにマンション分譲会社も学習しているわけである。それが価格を下げられない要因にもなっているのだが、建物の構造の安全性をシッカリと確保した上で、属住性能の高さを維持しながら、いかに価格を抑制していくのか、これからはその企画力が問われる時代になっていく。

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